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北海道新聞 2004年3月20日 銀行など特定の投資家を対象にした社債 私募債発行 釧根でも広がる |
2004/06/28
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銀行などで限られた投資家を対象に発行する私募債で資金調達をする企業が釧路、根室管内でも増えている。信用保証協会から保証を受けることで無担保でも発行できる「保証付き私募債」が浸透してきたためだ。道信用保証協会釧路支所によると、本年度の釧根の発行企業は八社と、これまでの最高に。同支所では「地域活性化につながってくれれば」と期待している。(矢田信仁)
本年度 過去最高の8社 書籍販売のリライアブル(本社・釧路市)は24日に総額1億円の無担保私募債を発行する。佐藤俊晴社長は「金融機関から優良企業のお墨付きをもらえたようなもの」と話す。発行できるのは資産や財務などの一定の基準を満たした企業に限られるからだ。 同額を25日に発行する水産加工のマルヒロ津田商店(同・別海町)も「対外的な信用力が上がるうえに、資金調達に幅ができ安定経営につながる」と効果を強調する。 保証付き私募債制度は、2000年5月に創設。従来の私募債制度より発行基準が緩和されたため、中小企業も利用できるようになった。発行額の九割を信用保証協会が、一割を金融機関が保証する。金融機関のリスクが少ないのも特徴だ。
手続きなど学ぶ 釧路でセミナー 私募債を利用した中小企業の資金調達を考えるセミナーが19日、釧路工業技術センター(釧路市鳥取南七)で開かれ、札幌市の出口秀樹税理士が私募債発行の手続きなどを紹介した。 釧路根室圏産業技術振興センターの主催。市内の約10社が参加した。 出口さんは資金調達の幅を広げることの重要性を指摘し、小規模の企業でも発行できる少人数私募債について説明。 「購入者が49人以上の縁故者で機関投資家が含まれていなければ、総額5億円未満の私募債を各企業が自由に発行できる」と長所などを話していた。(矢田信仁)
「保証付き」が浸透 「信用力向上、資金調達に幅」 釧根発行企業と発行総額は2000年度はゼロだったが、01年度は一社五千万円、02年度は3社2億円、本年度は8社5億5千万円と増加傾向にある。 同協会釧路支所によると、釧根の利用企業で多いのは償還期間が3−5年で額面は5千万円。ほとんどが運転資金に充てられるという。 西尾始支所長は「釧根でも少しずつ企業に認知されてきた。資金繰りが長期的に安定し元気な企業が増えれば、地域の活性化にもつながる」としている。 |
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